【「借方」の正体】なぜ資産の増加が“左側”なのか? 会社の数字が面白くなる「複式簿記」の核心を、40代の今こそ解き明かす

1. 導入(問題提起):あの日の挫折と「左側」の謎 「借方(かりかた)」 「貸方(かしかた)」 この二つの言葉を聞いて、どのような感情が湧き上がりますか? もしかしたら、若い頃に簿記の資格を取ろうとテキストを開き、この最…

企業分析マスター講座(実践編)第7回:【成長性・割安性分析】その株は「買い時」か?資生堂の“未来の伸び”と“株価のお得感”を測る

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第7回へようこそ。 あなたは、こんな「失敗」をしたことがありませんか? 「決算内容が良かったから買ったのに、株価が下がった…」 「赤字だからダメだと思って売ったら、その後…

企業分析マスター講座(実践編)第6回:【株主還元分析】「赤字なのに配当」は危険な兆候?資生堂の“株主への姿勢”を暴く

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第6回へようこそ。 あなたは、投資する企業を選ぶとき、何を重視しますか? 「成長性」でしょうか? それとも「安定性」でしょうか? 企業が稼いだ利益(あるいは現金)の使い道…

【簿記】は、40代からこそ最強の「人生の武器」である。〜なぜ今、エクセルやAIの時代に「手書きの家計簿」のような技術を学ぶ意味があるのか?〜

こんにちは。知的好奇心旺盛な40代の皆さま、日々の生活やお仕事、お疲れ様です。 突然ですが、皆さんは「会社の数字」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか? 「毎月の給与明細は見るけれど、会社の決算書なんて見たこともな…

企業分析マスター講座(実践編)第5回:【安全性分析】“借金”は本当に安全か? 自己資本比率と流動比率で「守りの硬さ」を徹底解剖

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第5回へようこそ。 「素晴らしい企業とは、愚か者でも経営できる企業だ」 これは、投資の神様ウォーレン・バフェットの有名な言葉です。 彼が言いたいのは、経営者が多少のミス(…

企業分析マスター講座(実践編)第4回:【収益性分析】ROEとROAを使いこなし、「稼ぐ効率」の本当の意味を知る〜資生堂の“本当の”収益性は、赤字の裏に隠されていた〜

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第4回へようこそ。 「その株、買っていいですか?」 もしあなたが私にそう尋ねたら、私はP/L(利益)やB/S(体力)を見た後、必ず「その会社のROEはいくつですか?」と聞…

新NISA、あなたは「継続できる2割」ですか? パレートの法則が示す、資産形成の残酷な真実と「非常識な」処方箋

「世の中の常識は、誰かの非常識」 そんな言葉を聞いたことがあります。私たちが当たり前だと思っていること、皆がやっているから正しいと思っていることが、実は本質からズレているかもしれない。 先日、旧知の仲である40代の知人と…

企業分析マスター講座(実践編)第3回:【キャッシュ・フロー計算書】企業の「リアルな現金の動き」を追う〜赤字なのに配当?資生堂のC/Sが暴く「現金の源泉」〜

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第3回へようこそ。 私たちは第1回で「通知表(P/L)」を見て、第2回で「健康診断書(B/S)」を読み解きました。 そして今日、私たちが手にするのは、企業の「血液検査レポ…