第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~ニデック、6,000億円の在庫が隠す「資金繰り」の真実~

こんにちは。 「マラソンランナー」を想像してみてください。 フルマラソンを走り切るには、全身の筋肉量や持久力(=自己資本比率)が必要です。 しかし、どんなに筋肉ムキムキでも、レース中に飲む「水(=現金)」を持っていなけれ…

第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~金利8%の借金を背負う日産の「生存ライン」と、見せかけの資産価値~

「借金をしてまで投資をするのは、悪いことですか?」 投資の世界では、借金は必ずしも悪ではありません。 例えば、金利1%でお金を借りて、利回り10%のビジネスができれば、自分の財布を痛めずに大儲けできます(レバレッジ効果)…

企業分析マスター講座(実践編)第5回:【安全性分析】“借金”は本当に安全か? 自己資本比率と流動比率で「守りの硬さ」を徹底解剖

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第5回へようこそ。 「素晴らしい企業とは、愚か者でも経営できる企業だ」 これは、投資の神様ウォーレン・バフェットの有名な言葉です。 彼が言いたいのは、経営者が多少のミス(…

【企業分析マスター講座 第5回】安全性分析:自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖

皆さん、こんにちは。 これまでの講座で、企業の「稼ぐ力(利益)」「効率性(ROE/ROA)」「お金の流れ(キャッシュ・フロー)」といった、いわば企業の「攻撃力」を見てきました。しかし、こんな不安を感じたことはありませんか…