【第5回】「明日、会社は潰れないか?」流動比率で富士通の資金繰りを完全スキャン Posted by By mako 2025年12月22日 こんにちは、makoです。 前回は、富士通が叩き出した「ROE 26%」という驚異的な数字の裏側を暴きました。資産売却というドーピング(一時的要因)はありましたが、本業の稼ぐ効率(利益率)が確実に高まっていることに、ワク…
【第4回】ROE 26%は「錬金術」か「魔法」か? 富士通の異常な稼ぐ効率と、そのタネ明かし【企業分析マスター講座】 Posted by By mako 2025年12月21日 こんにちは、makoです。 投資の世界には、世界中の投資家が血眼になってチェックする**「魔法の数字」があります。それがROE(アール・オー・イー:自己資本利益率)**です。 今回、富士通の決算データを分析して、私は思わ…
【第1回】損益計算書(P/L)は企業の「通知表」。富士通の利益6倍増のカラクリを見抜く【企業分析マスター講座】 Posted by By mako 2025年12月16日 こんにちは、makoです。 突然ですが、みなさんは「決算書」と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 「数字が羅列されていて難しそう」「会計士じゃないから読めなくて当たり前」……もしそう思っているなら、少しだけ耳を傾けてく…
第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~ニデック、6,000億円の在庫が隠す「資金繰り」の真実~ Posted by By mako 2025年12月10日 こんにちは。 「マラソンランナー」を想像してみてください。 フルマラソンを走り切るには、全身の筋肉量や持久力(=自己資本比率)が必要です。 しかし、どんなに筋肉ムキムキでも、レース中に飲む「水(=現金)」を持っていなけれ…
第4回:【収益性分析】ROEとROAを使いこなし、「稼ぐ効率」の本当の意味を知る ~ニデック、かつての高収益マシンが「年利3.5%」に劣化?~ Posted by By mako 2025年12月9日 こんにちは。 突然ですが、あなたに2つの投資話が舞い込んできたとします。どちらの経営者に大切なお金を預けたいですか? A社長: 「1億円を投資してくれれば、1年間で1,000万円の利益を出してみせます!」 B社長: 「1…
【仕訳】「分ける」ことは「解る」こと。経営の運命を決める「5つの箱」への振り分け技術。 Posted by By mako 2025年11月23日 1. 導入(問題提起) 「領収書を整理する」 「経費を精算する」 ビジネスの現場で日常的に行われるこれらの作業。多くの人は、これを単なる「後処理」や「雑務」だと捉えています。 しかし、少し立ち止まって考えてみてください。…
【「借方」の正体】なぜ資産の増加が“左側”なのか? 会社の数字が面白くなる「複式簿記」の核心を、40代の今こそ解き明かす Posted by By mako 2025年11月18日 1. 導入(問題提起):あの日の挫折と「左側」の謎 「借方(かりかた)」 「貸方(かしかた)」 この二つの言葉を聞いて、どのような感情が湧き上がりますか? もしかしたら、若い頃に簿記の資格を取ろうとテキストを開き、この最…
【簿記】は、40代からこそ最強の「人生の武器」である。〜なぜ今、エクセルやAIの時代に「手書きの家計簿」のような技術を学ぶ意味があるのか?〜 Posted by By mako 2025年11月16日 こんにちは。知的好奇心旺盛な40代の皆さま、日々の生活やお仕事、お疲れ様です。 突然ですが、皆さんは「会社の数字」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか? 「毎月の給与明細は見るけれど、会社の決算書なんて見たこともな…
第10回【総合分析】:財務三表を繋げて読む!フジクラへの投資判断 Posted by By mako 2025年10月14日 こんにちは! 長い旅路でしたが、ついに最終回を迎えました。私たちはこの9回の連載で、企業の「成績表」である損益計算書(P/L)、「健康診断書」である貸借対照表(B/S)、そして「家計簿」である**キャッシュ・フロー計算書…
第9回:なぜ黒字倒産?キャッシュ・フロー計算書(C/F)で企業の血液を知る Posted by By mako 2025年10月13日 こんにちは! 私たちはこれまで、会社の「成績表」である損益計算書(P/L)と、「健康診断書」である貸借対照表(B/S)を読み解いてきました。フジクラが「業績好調」かつ「財務も健全」であることを確認でき、投資家としては一安…