【第7回】成長率+83.6%の衝撃。株価4,253円が「お宝」に変わるカウントダウンと、ライバル比較の真実【企業分析マスター講座】

こんにちは、makoです。 投資をしていて、最も勇気が必要な瞬間。それは「高値圏にある株を買うとき」ではないでしょうか。 現在、富士通の株価は4,253円(2025年12月24日時点)。 チャートを眺めて、「あぁ、もっと…

【第2回】黒字でも潰れる? 貸借対照表(B/S)で富士通の「鉄壁の守り」を透視する【企業分析マスター講座】

こんにちは。 前回は、企業の「稼ぐ力」を見る損益計算書(P/L)についてお話ししました。 しかし、投資の世界には**「黒字倒産」**という恐ろしい言葉があるのをご存知でしょうか? いくらP/L上で「利益が出ています!」と…

【第1回】損益計算書(P/L)は企業の「通知表」。富士通の利益6倍増のカラクリを見抜く【企業分析マスター講座】

こんにちは、makoです。 突然ですが、みなさんは「決算書」と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 「数字が羅列されていて難しそう」「会計士じゃないから読めなくて当たり前」……もしそう思っているなら、少しだけ耳を傾けてく…

第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~ニデック、6,000億円の在庫が隠す「資金繰り」の真実~

こんにちは。 「マラソンランナー」を想像してみてください。 フルマラソンを走り切るには、全身の筋肉量や持久力(=自己資本比率)が必要です。 しかし、どんなに筋肉ムキムキでも、レース中に飲む「水(=現金)」を持っていなけれ…

第3回:【キャッシュ・フロー計算書】企業の「リアルな現金の動き」を追う ~ニデック、巨額赤字でも「現金が増える」会計マジックの謎~

こんにちは。 「黒字倒産」という言葉がありますが、その逆もまた真なりです。 つまり、**「どんなに赤字でも、現金さえあれば会社は潰れない」**のです。 Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、創業期に赤字を出しながらも株価…

第2回:【貸借対照表】企業の「寿命」と「倒産シナリオ」を完全シミュレーション ~ニデック、鉄壁の要塞に仕掛けられた「時限爆弾」の正体~

こんにちは、makoです。 「黒字倒産」という言葉の本当の意味を、あなたは知っていますか? 「赤字だから潰れる」のではありません。「お金(現金)が回らなくなった時」に、企業は突然死を迎えるのです。 想像してみてください。…

第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~金利8%の借金を背負う日産の「生存ライン」と、見せかけの資産価値~

「借金をしてまで投資をするのは、悪いことですか?」 投資の世界では、借金は必ずしも悪ではありません。 例えば、金利1%でお金を借りて、利回り10%のビジネスができれば、自分の財布を痛めずに大儲けできます(レバレッジ効果)…

第2回:【貸借対照表】企業の「体力」と「倒産リスク」を見抜く ~日産自動車の金庫を解剖! 1.6兆円の現金があっても「余命1年」だった衝撃~

「この株、すごく下がってる! 買い時かな?」 そう思って買った直後に、その企業が倒産して株が紙切れに……。これは投資家にとって最悪の悪夢ですよね。 第1回では日産自動車の「赤字」というショッキングな結果を見ましたが、実は…

企業分析マスター講座(実践編)第5回:【安全性分析】“借金”は本当に安全か? 自己資本比率と流動比率で「守りの硬さ」を徹底解剖

こんにちは、makoです。 企業分析マスター講座、第5回へようこそ。 「素晴らしい企業とは、愚か者でも経営できる企業だ」 これは、投資の神様ウォーレン・バフェットの有名な言葉です。 彼が言いたいのは、経営者が多少のミス(…