【第3回】現金は嘘をつかない。キャッシュ・フロー(C/F)で暴く富士通の「戦闘準備」【企業分析マスター講座】

こんにちは、makoです。 「黒字倒産」という言葉がある通り、いくら利益が出ていても、支払いに必要な現金が手元になければ会社は潰れます。 逆に、多少赤字でも、現金が潤沢にあれば会社は生き延び、次のチャンスを掴めます。 企…

第6回:【株主還元分析】配当金「0円」の衝撃!ニデックが株主に送った“無言のメッセージ”を読み解く

こんにちは、makoです。 「高配当株投資」がブームの今、多くの人が配当金を楽しみに株式投資をしています。 チャリン、チャリンと口座にお金が入ってくるあの瞬間は、投資家にとって最高の癒やしですよね。 しかし、もしあなたが…

第5回:【安全性分析】自己資本比率と流動比率で、企業の「守りの硬さ」を徹底解剖 ~ニデック、6,000億円の在庫が隠す「資金繰り」の真実~

こんにちは。 「マラソンランナー」を想像してみてください。 フルマラソンを走り切るには、全身の筋肉量や持久力(=自己資本比率)が必要です。 しかし、どんなに筋肉ムキムキでも、レース中に飲む「水(=現金)」を持っていなけれ…

第3回:【キャッシュ・フロー計算書】企業の「リアルな現金の動き」を追う ~ニデック、巨額赤字でも「現金が増える」会計マジックの謎~

こんにちは。 「黒字倒産」という言葉がありますが、その逆もまた真なりです。 つまり、**「どんなに赤字でも、現金さえあれば会社は潰れない」**のです。 Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、創業期に赤字を出しながらも株価…

【トレジャリー企業】という潮流。なぜ今、Appleやトヨタは「金庫番」を「稼ぐ戦略家」に変えているのか?

あなたの会社の「財務部」、どんなイメージですか? こんにちは。いつも知的な探求を続けるビジネスパーソンの皆様へ。 突然ですが、皆さんがお勤めの会社にある「経理部」や「財務部」と聞いて、どのような姿を思い浮かべるでしょうか…